パパ_alexander

アレクサンダーテクニーク教師、俳優、主夫、パパ…

良い姿勢は「手」が大切なポイントです!

「しつけ(躾)」って

具体的にはどんなものでしょう

 

身(からだ)へん…に

美(うつくしい)の…つくり

 

やっぱり

身体に関する指導が

少なくないと思います

 

 

じゃあ

具体的にどんなこと躾けますか?

と問えば

 

「姿勢」は

圧倒的多数の方が挙げられる

ことでしょう

 

 

じゃあ

「姿勢」を躾けるために

どんな言葉を使いますか?

 

と問えば

きっと

 

「背筋を伸ばして」

「胸を張って」

「猫背にならない」

 

は間違いなくトップ5には

入るでしょう

 

 

世間では「姿勢の先生」と

認識されることが多い

アレクサンダーテクニーク教師ですが

 

(間違っていても認識されてるだけでありがたいw)

 

他の先生方は

どんな風にご自身のお子さんに

姿勢の躾をされているんでしょう

 

今度お友だちの先生方に聞いてみよう

多分それぞれにユニークなアイデアをお持ちなんだと思います

 

 

まぁ、私はアレクサンダー教師として

レッスンでも使っている言葉ですが

 

「頭はどこ?」

 

が、一番アレクサンダーテクニークっぽくって

いいかもしれません

 

大抵はそれで

<押し下げ>が緩和され

<自分と空間への気づき>が戻ってきます

 

自分でできない人には

軽く頭に手を添えて

「ここが頭だね」と気づくお手伝いをします

 

 

でも、最近のパパアレクサンダー家では

違う言葉が頻繁に使われています

 

それは…

 

「左手使おう」

 

です

 

 

手(指)は

第二の脳と言われるほど

 

手が使えてないってことは

ほとんど頭が使えてないのと同じです

 

脳が全開にスイッチオンしていれば

だいたい身体は問題なく使えますので

(すなわち機能的に無理のない姿勢でいられる)

 

ものごとを右手でしか行わないように思えることでも

ちゃんと左手もそれに参加できていると

パフォーマンスは高まります

 

 

字を書くとか

ご飯を食べるとか

 

これらは私たちも小さい頃

「ちゃんと左手を使いなさい」

って言われてきたはずです

 

左手をぶらんとさせたまま

または左手で頬杖をつきながらでは

 

まず字は上手に(丁寧に)書けませんし

ご飯は食べづらくて美味しく頂けません

 

 

で、これは

単にマナーとか子どもの躾とかだけの問題ではありません

 

役者の演技や

歌手の歌唱などにも

すごく手は大事です

 

教える人や

プレゼンテーションをする人にも

とても手は大事です

 

両手を上手に使うことがとても大切なのです

 

ダンスや

武道などをやる人は

この辺は当然のことと理解されているはずですが

 

意外と役者は演技中の自分の手を意識から離します

歌手の人もマイクを持つ側だけだったり

まったくぶらんとさせたままだったりします

 

 

これは

「表現として、とにかく手を動かせ!」

って言っているわけではありません

 

なかにはそう言うパフォーマンスコーチもいるでしょうが

それでは表現法が限られてしまう

 

(ぶっちゃけ、脳と繋がっていないで手だけを動かすと

西洋人の猿真似したようなマジでカッコ悪いプレゼンになります…)

 

大切なのは常に両手を認識しているかということ

そして頭から指先までの流れ(神経などのつながり)が

途切れずにいられているかということです

 

 

人によって手と腕の使い方(の癖)が

本当にそれぞれ違うので

 

細かいところはレッスンで

あなたにあった手の使い方をアドバイスしますね

 

でも

まずは

 

いつも出来るだけ

両手を同じように認識しながら 

いろんな動きに取り組むようにしてみてください

 

姿勢が良くなる

肩こりが軽減する

声が楽に出るようになる

 

こういったことは

自分の手を上手に使うことで

大きく改善されていきます

 

***

 

パパ_アレクサンダー

 

倉持 一裕

 

 

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2019年11月29日と12月13日

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